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新幹線に専用シート、1.5席で仕事快適に

新幹線に専用シート、1.5席で仕事快適に

SワークPシート(JR東海提供)

JR東海は、新幹線内でモバイル端末などを使用して仕事をする乗客向けに、1・5席分のスペースを確保した「SワークPシート」を設定する。より快適な仕事環境を提供し、ビジネス客の利便性を高める狙い。10月20日から提供する。

現在「のぞみ」の7号車に設定している「Sワーク車両」で、一部の3人掛け席の中央に間仕切りを設置してSワークPシートを設ける。当面、普通車指定席に1200円を上乗せした金額で販売する。また、「ひかり」「こだま」も10月20日から7号車をSワーク車両とし、SワークPシートを用意する。

Sワーク車両の利用と同様に、SワークPシートも会員制のインターネット予約サービス(EXサービス)の専用商品として販売する。2024年春頃には駅窓口や券売機でもSワーク車両座席を購入できるようにする。

日刊工業新聞 2023年04月21日

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