警察庁から2機受注、川崎重工「最新型ヘリコプター」の機能
川崎重工業は警察庁から最新型ヘリコプター「H145//BK117D―3=写真」2機を受注した。警察向けでは3機目、4機目の受注。2025年3月に納入し、25年度中に運用が始まる予定。受注額は非公表。
欧エアバス・ヘリコプターズと共同開発した中型双発機の最新型。燃料や乗員、乗客など規定の搭載物をすべて搭載して飛行できる総重量は3800キログラム。従来機より約100キログラム増えた。機体重量は約50キログラム減らした。これらにより、有効搭載重量が従来機より約150キログラム増えた。
点検項目の削減と整備が簡単な構造のメーンローターシステムを採用し、整備期間を従来機より約50%短縮した。
日刊工業新聞 2023年04月21日