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積水化学が「空飛ぶクルマ」スタートアップに出資した狙い

積水化学が「空飛ぶクルマ」スタートアップに出資した狙い

独ボロコプターが開発中のeVTOL

積水化学工業は電動垂直離着陸(eVTOL)機体やドローンの開発・製造を行う独ボロコプター(バーデン=ヴュルテンベルク州)に出資する。出資額や比率は非公表。日本におけるボロコプターの事業拡大を支援するほか、積水化学が航空や自動車、エレクトロニクス分野で培った材料技術をeVTOL機体向けに適用し、共同開発を行う。

ボロコプターは2011年設立のスタートアップ。独自のマルチコプター型eVTOL機体と運用に必要なインフラの開発を手がけ、24年に欧州航空安全局(EASA)の型式承認取得と商業運航開始を計画する。

eVTOLは電動駆動のため既存の民間航空機やヘリコプターより温暖効果ガス排出量が少なく騒音も抑制できる。持続可能な新しい輸送手段として期待され、日本では25年の大阪・関西万博でeVTOLによる「空飛ぶクルマ」運航事業が計画されている。


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日刊工業新聞 2023年03月07日

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