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ヒト由来羊膜で難治性潰瘍を治す、グンゼが発売する治癒促進用材の働き

グンゼは、ヒト由来羊膜を使用した難治性潰瘍向け治癒促進用材料「エピフィックス=写真」を2月に発売する。胎盤生物製剤を手がける米マイメディクスの製品で、グンゼ子会社のグンゼメディカル(大阪市北区)が日本での総代理店となる。グンゼによると、創傷領域におけるヒト羊膜製品は国内初。協業で国内市場への普及を進める。

エピフィックスは、従来の治療法では反応しない難治性の糖尿病性足潰瘍や静脈性下肢潰瘍向け。米マイメディクスの独自技術で、生体内で炎症の抑制や創傷治癒促進などの働きをする「調整たんぱく質」を300種以上残したまま加工・乾燥している。

国内におけるエピフィックスの市場規模は約700億円を見込む。糖尿病性足潰瘍患者数は国内で約25万人と推定される。糖尿病患者は感染症を起こしやすく、重症感染症に至ると下肢切断を余儀なくされることがある。

日刊工業新聞 2023年01月06日

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