ニュースイッチ

料金が約10%安くなる、JR東日本が発売する「オフピーク定期券」の仕組み

料金が約10%安くなる、JR東日本が発売する「オフピーク定期券」の仕組み

平日朝のピーク時間帯を避けて利用すると料金が安くなる(イメージ)

JR東日本は平日朝の通勤ピーク時間帯(6時台-9時台の90分)を避けて利用すれば料金が通常より約10%安くなる「オフピーク定期券」を2023年3月18日から始める。山手線を含む首都圏(一部茨城県を含む)の在来線が対象。ピーク時間帯以外に定期券として利用し、ピーク時間帯での利用は別途普通運賃がかかる。一方で通常の定期運賃は現行より約1・4%値上げする。価格差を設けることで、鉄道の混雑回避を狙う。

オフピーク定期券の設定は交通系ICカード「Suica(スイカ)」の通勤定期券のみで、通学定期券や磁気定期券は含まない。

値下げ分が値上げ分と相殺され、運賃収入は変わらないと想定している。

日刊工業新聞 2022年12月28日

編集部のおすすめ