名鉄が発売、NFT活用した鉄道グッズの中身
名古屋鉄道は、デジタルデータの所有権を証明する非代替性トークン(NFT)を活用したデジタル鉄道グッズを19日に発売する。引退車両や通常では撮影できない構図の写真を2023年1月14日まで、NFT商品の販売サービス「LINE NFT」で数量限定で販売する。メインカードとおまけカード各1枚を入れたパックは4種類を用意。価格(消費税込み)は1パック1500円。限定で100個、4種類で合計同400個販売する。
メインカード4枚入りのコンプリートボックスは、限定30個、1個4400円(同)で販売する。
また、パック、コンプリートボックスそれぞれ「Vol.1」「Vol.2」として、2種類のシリーズにして販売する。
「一般の人が撮れない貴重な写真を数量限定で販売するという貴重性を意味付けるため、NFTを活用した」(名鉄担当者)。名鉄がデジタル鉄道グッズを発売するのは初めてで、沿線地域外からの購入も狙っている。
日刊工業新聞 2022年12月16日