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トヨタが国内工場2ラインを稼働停止、半導体不足の影響続く

トヨタ自動車は15日、2023年1月の世界生産台数見通しが70万台程度になると発表した。半導体不足の影響を受け、国内工場2ラインで6―9日間稼働を止める。23年3月期の920万台とする通期生産計画は据え置く。

 

内訳は国内約20万台、海外約50万台。1月は例年、冬季休暇などの影響で稼働日が比較的少ない傾向にある。23年1月の70万台という計画は過去最高だった19年の76万台は下回るものの、22年の実績63万台と比べると多い水準。21年は74万台、20年は71万台だった。

 

稼働停止するのは田原工場(愛知県田原市)の1ラインと日野自動車の羽村工場(東京都羽村市)の計2ライン。


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日刊工業新聞 2022年12月16日

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