三菱ふそうが公開した“リモートワーク専用車”の全容
三菱ふそうトラック・バスは、自社の従業員の働き方改革を主な目的にしたリモートワーク対応のコンセプト車両を公開した。2023年内に展示会への出品、関東エリアでのロードツアーを予定している。一般販売や受注の予定はないという。
公開したコンセプト車両は「NOMADPro CANTER(ノマドプロ・キャンター)」。同社が手がける小型トラック「キャンター」のウイング架装のモデルをベースに活用。可動式のテーブル、いす、ベッドなどを備える。キッチンや洗面台、シャワールームも設置した。
車両のコンセプトは「自然が持つ癒しの力を活用する」こと。ウイングを開くと開放感を感じながら仕事ができる。
同社は21年から出社を週に最大2日までにする「モバイルワーク2・0」に取り組み、リモートワークを推進している。
日刊工業新聞 2022年12月8日