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ヨーグルトの乳酸菌に免疫活性化作用あり、明治が効果確認

明治はヨーグルトに含まれる乳酸菌に免疫活性化作用や、病原菌などの体内への侵入を防ぐ腸管バリアの強化作用があることを明らかにした。同社の独自乳酸菌1073R―1株が産出する「EPS」は自然免疫と獲得免疫の両方に働きかけて免疫力を高めるほか、栄養素の一つである「カロテノイド」の吸収を促進。無脂肪ヨーグルトと野菜を一緒に摂取することで、生野菜のみの摂取に比べて1・7―6・5倍、カロテノイドの吸収率が高まることが分かった。

「ヨーグルトEPS」はヨーグルトの発酵過程で乳酸菌が生み出す成分。中でも独自の1073R―1株のEPSは、自然免疫のNK細胞やマクロファージ、獲得免疫のヘルパーT細胞などに働きかけ、活性化する。

このほか、ヨーグルト乳酸菌が腸管バリアにおいて、腸の上皮から有害菌や有害物質が血管に侵入するのを防ぐタイトジャンクションの機能を修復し、改善させることも分かった。明治の松田克也社長は「新型コロナウイルスなど未知なる脅威にさらされる中で、ヨーグルトはソリューションの一つになる」と、機能を強調した。

日刊工業新聞2022年10月12日

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