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コーセーが「キッザニア」で子どもに伝える化粧品の魅力

コーセーが「キッザニア」で子どもに伝える化粧品の魅力

記念のテープカットをするコーセーの小林一俊社長(右端)、キッザニアを運営するKCJ GROUPの圓谷道成社長(左端)ら

コーセーは子どもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」(東京都江東区)に、パビリオン「ビューティスタジオ」を開設した。子どもが持つ感性を育み、化粧品・美容による楽しさやわくわく感を提供する。小林一俊社長は「ヘアメークなどの体験から多種多様なアウトプットができるのが楽しみ。化粧品の可能性に加えて、多様性を尊重することも感じてほしい」と期待を述べた。

ビューティスタジオのコンセプトは「きれいを、もっと自由に」。「化粧品は大人の女性のもの」という既成概念を払拭し、先入観なく化粧品や美容に触れてもらうコンテンツ設計にした。体験できるのはメークアップを行う「ヘア&メイクアップアーティスト」と、香りを調合する「パフューマー」の2種類。それぞれ複数の選択肢を用意して、子どもが自ら選ぶプロセスを重視した体験設定にしている。

コーセーは中長期ビジョンでグローバル、ジェネレーション、ジェンダーを新顧客づくりの拡大領域に掲げている。ジェネレーションとして幼少期からスキンケアや紫外線ケア習慣の普及などを支援している。

日刊工業新聞2022年10月7日

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