川崎重工が披露した“近未来2輪車”の走り
川崎重工業は鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開かれた2輪車レース「鈴鹿8時間耐久ロードレース(8耐)」の前夜祭で、開発中のハイブリッド(HV)バイク(写真)と電動(EV)バイクを公開した。同社がHVバイク、EVバイクを一般公開するのは初めて。約1万人の観客の前で“近未来の2輪車”として、プロトタイプの走りを披露した。
川重子会社のカワサキモータース(兵庫県明石市)はHVを含む電動バイクを2025年までに10機種以上投入する方針を示している。カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)の実現に向け、モータースポーツ領域においても電動化のアクセルを踏み込む。
日刊工業新聞2022年8月9日