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最後の成長フロンティア「アフリカ」投資を促進、経済同友会が新ファンド

経済同友会は、アフリカ投資ファンドの運営会社を2022年12月をめどに設立し、23年春から運用を始める。24年春に100億―150億円の運用規模を目指す。最後の成長フロンティアと呼ばれるアフリカ大陸に対する日本企業の投資を促進するのが主な狙い。

経済同友会は8月に会員経営者中心の「アフリカ投資機構設立準備委員会」を設置し、ファンド運営会社立ち上げに向けて基本事項や投資戦略、メンバーなどの検討に着手する。運営会社は経済同友会と異なる法人として登記予定。23年2月から金融商品取引法に則した出資者の勧誘に乗り出す。

ファンドはアフリカの社会課題解決につながる投資や、アフリカでの事業展開を目指す日本企業への投資などを行う。

日刊工業新聞2022年7月29日

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