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ソフトバンク系が発売、100カ国語に対応する「翻訳マスク」の仕組み

ソフトバンク系が発売、100カ国語に対応する「翻訳マスク」の仕組み

話した言葉を100カ国語に自動翻訳できる

ソフトバンク傘下のBBソフトサービス(東京都港区、瀧進太郎社長)は、話した言葉を100カ国語に自動翻訳できるマスク「C―FACE」を発売した。市販のマスクの上から装着可能。今後コロナ禍からの回復が見込まれる海外旅行の需要に対応する。価格は1年間の利用料込みで9900円(消費税込み)。

C―FACEと専用のアプリケーション(応用ソフト)を入れたスマートフォンを近距離無線通信規格「ブルートゥース」で接続することにより、C―FACEを着けた状態で話した言葉をスマホ上に表示できる。表示された文言は100カ国語に翻訳し、スマホのスピーカーと画面に出力可能だ。

スマホがスピーカー代わりになることで、直線10メートル離れた人に声を届けられる。飛沫(ひまつ)防止フィルター越しや距離を取る打ち合わせの場面での利用を想定。耳の聞こえづらい高齢者などとの会話をしやすくする拡声器としても利用できる。

本体サイズは、縦140ミリ×高さ75ミリ×横120ミリメートル。重さは130グラム。連続動作時間は最大約20時間。

日刊工業新聞2022年7月11日

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