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アサヒビールが展開 “スマドリ” プロジェクトが解決する社会課題

適正飲酒セミなど情報発信
アサヒビールが展開 “スマドリ” プロジェクトが解決する社会課題

スマートドリンキングプロジェクトは自治体や大学などが連携する

アサヒビールはスマートドリンキングを推進するスマドリ(東京都墨田区)を通じ、自治体や大学などと連携し「渋谷スマートドリンキングプロジェクト」を発足した。6月30日にオープンした「SUMADORI―BAR SHIBUYA」を拠点に、渋谷区や渋谷区内の大学などと連携し、適正飲酒のセミナーやワークショップ、情報発信イベントなどを実施。飲酒の多様性を尊重し合える社会の実現と、路上飲酒や酩酊(めいてい)による迷惑行為などの社会課題の解決を目指す。

スマドリバーの従業員は店舗運営業務に加え、スマドリアンバサダーとしてスマートドリンキングの推進役やメニュー開発のアドバイザーの役割も担う。スマドリバーの店舗内でセミナーを開催するほか、近隣の大学のキャンパスでワークショップを実施する。

スマドリの梶浦瑞穂社長は「スマドリバー渋谷をフラッグシップ(旗艦店)にしたい」と意気込む。スマドリではさまざまな連携モデルを創出するほか、2023年以降をめどに他エリアに展開も目指す。

日刊工業新聞2022年7月1日

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