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関西エリア最大規模、日本GLPが1000億円で開発する物流施設の全容

関西エリア最大規模、日本GLPが1000億円で開発する物流施設の全容

兵庫県尼崎市に開発する「GLP ALFALINK 尼崎」(完成イメージ)

日本GLP(東京都港区、帖佐義之社長)は、約1000億円を投じて兵庫県尼崎市に大規模なマルチテナント型物流施設を開発する。延べ床面積が約37万平方メートルと関西エリアでは最大規模となる。物流施設が建つ開発区画には、地域住民も利用できるレストランや託児所など共用施設も併設する。2023年に着工し、26年に完成する予定。

今回の開発は、古河電気工業の工場跡地に物流施設2棟を建設。20―30のテナントの入居を予定する。また近年の冷蔵需要増に合わせて同施設の約20%には冷蔵・冷凍設備の完備を検討する。

同社は関西エリアで約43棟の物流施設を開発、運営する。今後26年までにさらに16棟を開発する予定。帖佐社長は「地域との共生を重視し、自治体との連携を強めたい」とした。

日刊工業新聞 2022年6月16日

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