イワフジ工業が投入、新型の積載式集材車両「フォワーダ」の性能
イワフジ工業(岩手県奥州市、川崎智資〈ともより〉社長)は、新型フォワーダ(積載式集材車両)「U―4Eシリーズ=写真」4機種の受注を始めた。特定特殊自動車排出ガス規制法(オフロード法)の2014年基準に適合したエンジンの搭載と走行の電子制御化で環境性能と操作性を向上した。今後同法の申請を実施する。価格は1320万円(消費税抜き)から。
従来機の基本性能は維持しつつ、標準タイプとグラップルローダー(集材用折り曲げ式クレーン)を搭載した機種、ウインチ付き2機種の計4機種をラインアップした。操作性の向上では、前後進・走行・停止などの操作が片手で可能な電気式シングルレバーを搭載。走行の電子制御化によりオーバーランやエンストの防止につなげた。
標準タイプ「U―4E」の主な仕様は全長4975ミリメートル、車両重量6000キログラム、最大積載量4500キログラム。
日刊工業新聞2022年6月8日