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実質300万円以下で買える…日産が新型EV「リーフ」投入、向上した機能は?

日産自動車は電気自動車(EV)「リーフ=写真」の一部機能を向上して今夏に国内で発売する。車載電池の生産効率化などで、消費税込みの価格を従来比11万6600円減の370万9200円からに見直した。政府の補助金を活用した場合の実質購入価格は約293万円から。実質300万円を切る価格帯への引き下げでEVの普及を後押しする。

一部機能を高めた新型リーフは、政府のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金を活用した場合に、約293万円からの実質購入価格を実現した。加えて地方自治体の補助金を活用できれば、さらなる購入価格の引き下げが見込める。

電池容量が40キロワット時と同60キロワット時の電池セルを共用して生産を効率化した。またグレード「e+」では電池容量を従来の62キロワット時から同60キロワット時に見直し、消費税込みの価格を従来比19万2500円減の422万5100円からにした。

外観ではフロントグリルやホイールのデザインを見直した。また液晶モニターを搭載したルームミラーの解像度を上げて視認性を高めた。機能向上を機に専用装備を施した「アーバンクロム」など三つのグレードの設定を廃止した。

日刊工業新聞 2022年5月12日

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