ニュースイッチ

全国200カ所で溶接機実演、パナソニックの移動形式展示会が出陣

全国200カ所で溶接機実演、パナソニックの移動形式展示会が出陣

パナソニックはトラックに溶接機などを積み、全国200カ所で実演訪問する(7日、大阪府豊中市内)

パナソニックは7日、移動形式の溶接機展示会「2022パナソニックロード」の出陣式を大阪府豊中市内で開いた。同展はアーク溶接機や溶接ロボットなどを積んだトラック2台が1組となり、計3組が販売代理店を訪れる。全国約200カ所の訪問先の駐車場で中小製造業やインフラ関連業を招き、溶接機などを実演する。

パナソニックは溶接機の移動展示を81年に始め、00年から現在の形式で実施している。今回はIoT(モノのインターネット)関連を含めた自動化につながるソリューション提案も強化する考え。

出陣式では21年同様、参加人数を最小限に抑えて三三七拍子などの発声も控えた。溶接機の販売に携わるパナソニックFSエンジニアリング(東京都港区)の鍛冶正勝社長は「溶接現場のさらなる効率化を提案していきたい」と意気込んだ。

日刊工業新聞2022年3月8日

編集部のおすすめ