荷物の送り先に「香り」届ける。新しい「エア緩衝材」が面白い

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ネクサスエアーの「フレグランスエアークッション」

ネクサスエアー(川崎市多摩区、近藤忠雄代表)は、香りが詰まったエア緩衝材「フレグランスエアークッション」の製造・販売を始めた。顧客が選んだ香料を中に充填し、つぶすと香りが広がる梱包(こんぽう)資材として提供する。荷物の送り先に香り付きの空気を届けることができ、化粧品や香水の販売促進などに活用できる。価格は縦13センチ×横20センチメートルの緩衝材1923個分のロール1巻で2万4000円(消費税抜き)。8巻から注文に応じる。

材料となる樹脂フィルムの段階で香料を封入し、バッグの形状に加工して提供する。通常のエア緩衝材と同様に、顧客自身の手で空気を充填すると、香り入りの緩衝材に仕上がり、梱包資材として使える。荷物を受け取った人が緩衝材をつぶすと、中の香りが広がる。香料は緩衝材の注文主が用意する。化粧品や芳香剤のメーカーが、商品の香りを販促用に詰めるなどの用途を想定している。

第1弾として化粧品製造・販売のメルヴェイユ(同市川崎区)から、地元・川崎をイメージして同社が調合した香水「044」の香りを詰めた緩衝材を受注した。同社の化粧品類を、インターネットで購入した客に届ける際の梱包資材として使われる。川崎市のふるさと納税返礼品に選ばれた沖セキ(同区)の足湯セット「GR―NEW10」の梱包資材としても、同じく「044」の香りを詰めた緩衝材が採用された。

ネクサスエアーはフレグランスエアークッションの受注を足がかりに、従来型のエア緩衝材で新しい取引先の獲得を狙う。

日刊工業新聞2022年3月7日

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