スズキが100万台販売の「バレーノ」全面改良、その性能は?
スズキはインドでハッチバック車「バレーノ」を全面改良して発売した。スマートフォンと接続可能なタッチパネル式ディスプレーオーディオの採用で、全方位モニターに対応するなど先進装備を拡充した。後部座席の快適性を高め、内外装デザインを変更した。
今回初めて全面改良した。ヘッドアップディスプレーを採用し車速やエンジン回転数、瞬間燃費などの情報をフルカラーで見やすくした。車載通信機を標準搭載としてコネクテッドサービスにも対応する。
後部座席はエアコン吹き出し口やUSB充電ソケットを備えた。外観は大胆さを強調するデザイン、内装は柔らかさを強調するデザインとした。
バレーノは2021年11月にインド国内販売で累計100万台を達成した。今後、中南米やアフリカ、中東への輸出を順次始める。
日刊工業新聞2022年3月1日