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【トップ30一覧】新車販売、ホンダ「N-BOX」が首位に返り咲いた要因

【トップ30一覧】新車販売、ホンダ「N-BOX」が首位に返り咲いた要因

ホンダ「NーBOX」公式サイトより

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)がまとめた1月の車名別新車販売で、ホンダの軽自動車「N―BOX」が前年同月比17・4%増の1万9215台となり、2カ月ぶりに首位となった。12月に実施した一部改良でオートブレーキホールド付電子制御パーキングブレーキを標準搭載したことが好評で販売を伸ばした。前月首位のトヨタ自動車の小型車「ヤリス」は同1・9%減の1万8169台で2位に後退した。

登録車の順位ではヤリスが2カ月連続で1位だった。上位3位は20カ月連続でトヨタ車が独占した。続く4位もトヨタの小型ハイブリッド車(HV)「アクア」で、21年7月に全面改良した影響で同3・3倍の9857台だった。

登録車と軽を合わせた上位30位のうち、前年実績割れは21車種だった。部品不足による車メーカーの減産が響いた。特に半導体は車業界以外でも需要が旺盛で、「半導体不足はしばらく慢性化する」(全軽自協)と見られる。

日刊工業新聞社2022年2月7日

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