全国トップシェアの知見集約、150キロのマンホール鉄ふたを自動開閉する装置
グラウンドデザイン研究所(福岡市東区、木塚勝典社長)は、最大150キログラムの鉄ふたの自動開閉装置「GDオープナー=写真」の基本機構を開発し、販売を始めた。上下水道や電力・ガス・通信などライフラインの定期的な維持管理をする作業者の負荷軽減や安全性向上、作業品質確保に寄与する。
マンホールふた全国トップシェアのヒノデグループの知見を集約し、労力が必要なふたの引き出しから引き上げ、戻しまでを自動化した。サイズは幅1300ミリ×奥行き2000ミリ×高さ1760ミリメートル。重さ150キログラム。フレーム素材はアルミニウムで、駆動部は直流24ボルト電動パワーシリンダー3本。
価格は消費税込み165万円。マンホール開口部防護柵や墜落制止用器具などを組み合わせたカスタマイズ対応のほか、特殊形状のふた用には共同開発も行う。
日刊工業新聞 2022年2月2日