半導体装置向け狙う。TDKラムダが出力保持時間10倍にできる電源モジュール

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出力保持時間延長モジュール「e-hold」(専用電源接続タイプ)

TDKラムダ(東京都中央区、八鳥佐内社長)は、電源への電力供給が止まった際に電源出力を装置へ供給できる時間(出力保持時間)を約10倍以上延長できるモジュールを開発したと発表した。汎用電源にも対応可能で、モジュールを増やすと出力保持時間を延長できる。

電源とともに工場の製造装置やロボットなどに搭載すれば、停電や緊急停止などの際でもデータの保存が可能になる。需要が伸びている半導体製造装置やファクトリーオートメーション(FA)機器、工場用ロボット向けなどに販売し、5年後に2億円の売り上げを目指す。

モジュールの名称は「e―hold」。基板上にアルミ電解コンデンサーなどを並べた形状で、2月に量産を始める。汎用電源向けや専用電源向けなど複数のタイプを用意。電源だけなら20ミリ秒程度の出力保持時間を、200ミリ―380ミリ秒に延長。複数並べて使用すれば、さらに延長できる。

デジタル技術で生産性を高めるスマート工場は落雷による停電や生産トラブルによる緊急停止などでFA機器・ロボットの電源環境に乱れが生じた際にデータを保存する必要がある。

日刊工業新聞2022年1月28日

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TDKラムダ モジュール

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