民間月面探査プロジェクト、「着陸船」組み立てが最終段階に

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ランダーの実寸大模型の前で対談する袴田CEO(左)と宇宙飛行士の毛利さん

ispace(アイスペース、東京都中央区、袴田武史最高経営責任者〈CEO〉)は25日、民間月面探査プログラム「HAKUTO―R(ハクトアール)」の開発進捗(しんちょく)報告会を日本橋三井タワー(東京都中央区)で行った。同プログラムの「ミッション1」では、2022年末にランダー(月着陸船)の打ち上げおよび技術実証を予定しており、フライトモデルの組み立て状況などを報告した。

ミッション1では、同社開発のランダーを月面着陸させ、輸送する宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの七つのペイロード(荷物)に電力や通信環境を提供することを目標とする。現在、ランダーの組み立てがドイツで最終段階にあり、春頃にアメリカへ輸送する。一方で、23年に実施を予定していた実際に月面探査を行う「ミッション2」は24年に延期することを同日に発表した。

同社は民間企業による月面探査を目指す宇宙ベンチャー。報告会では、元JAXA宇宙飛行士の毛利衛さんと袴田CEOが対談した。袴田CEOは「協力・応援いただいている皆さまの思いを乗せてランダーを打ち上げ、ミッションを完遂したい」と語った。

日刊工業新聞2022年1月26日

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