2022年に月へ行く!宇宙ベンチャーが開発した月面着陸船

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ispace(アイスペース、東京都港区、袴田武史最高経営責任者〈CEO〉、03・6277・6451)は30日、民間月面探査プログラム「HAKUTO―R」の月面着陸船(ランダー)の最終デザインを発表した。ランダーの大きさは、縦約2.6メートル×横約2.6メートル×高さ約2.3メートル、重さ約340キログラム。2021年中に組み立てに着手し、22年に打ち上げる予定。

同プログラムでは、月への航行ルートにエネルギーの低い軌道を使う。推進剤の消費量を最小限に抑えられ、ランダーの燃料タンクを小型化できた。

また、ランダーの上部には約30キログラムの荷物を搭載でき、コーポレートパートナーの日本特殊陶業の全固体電池や科学探査、実証試験用の機器などを載せて月に運ぶ予定。

袴田CEOは「開発を進めてきたランダーが形になることはうれしい。同プログラムを成功させて絶対に月に行く」とのコメントを発表した。

同日、モデル機を成田国際空港(千葉県成田市)で公開する予定だったが、関係者に新型コロナウイルスの感染者との濃厚接触者が確認されたため、中止した。

日刊工業新聞2020年7月31日

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