世界最高の発電効率、東芝が独自技術生かした「透過型Cu2O太陽電池」で達成

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東芝は透過型亜酸化銅(Cu2O)太陽電池で世界最高の発電効率8・4%を達成した。それを現在主流のシリコン太陽電池に積層するタンデム型として全体の発電効率が27・4%と試算でき、シリコン太陽電池単体の最高記録を上回る潜在能力があるという。2023年度に外部評価用サンプルの供給を始め、25年度にタンデム型の製造技術確立を目指す。

タンデム型太陽電池は二つのセルを重ね合わせ、その両方で発電して効率を高める仕組みだ。今回、低コスト化が可能な透過型Cu2O太陽電池において発電効率を下げる発電層の不純物量を制御できる独自技術を採用し、目標の発電効率10%以上に近い数値まで到達した。

電気自動車(EV)のルーフなどに搭載すると、充電なしの航続距離が1日当たり約35キロメートルになるとの試算も示した。

日刊工業新聞2021年12月22日

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