コマツが中国市場に再挑戦、ハイブリッド油圧ショベルは需要掴めるか

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CO2排出に動く中国でハイブリッド油圧ショベルを投入する

コマツは中国市場で、30トンクラスのハイブリッド油圧ショベルを発売した。ハイブリッドショベルは旋回装置を電動化したもので、一般的なショベルに比べて大幅な燃費低減が見込める。世界的な環境保護意識の高まりを受け、二酸化炭素(CO2)排出大国の中国も排出削減に向けて規制強化に動いている。ハイブリッドショベルは一般ショベルより高価格なのが難点だが、環境規制強化を背景に中国でも一定の需要はあるとみて、販売を通じて市場性を探る。

ハイブリッドショベルは電動ショベルに比べてパワーが大きいのも特徴。「旋回作業の多い工事現場ではメリットが生きる」(小川啓之コマツ社長)とする。

環境規制の厳しい欧州では、コマツの30トンショベル販売台数のうち、ハイブリッド式が4割を占める。中国ではハイブリッドショベルを2009年に20トンクラスで試験販売したことがあり、今回はそれに続く再挑戦になる。

中国市場に加え、活況が続くインドネシア市場向けにも、低燃費とハイパワーを武器としたハイブリッドショベルの輸出を計画する。


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日刊工業新聞2021年11月25日

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