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三菱自が「エクスパンダー」大幅改良、高めた性能は?

三菱自動車は主力の多目的車(MPV)「エクスパンダー」を大幅に改良して公表した。内外装を一新してスポーツ多目的車(SUV)らしさを強化し、無段変速機(CVT)を採用するなどして環境性能を高めた。発売時期や価格は近く発表する。インドネシアで生産して販売開始後、東南アジアを中心に順次発売していく。

新型エクスパンダー(写真)は3列シート7人乗り。排気量1500ccのガソリンエンジンを搭載する。CVTの採用でエンジン性能を最大限引き出し、低燃費と高い静粛性を実現した。一部のグレードでスイッチ操作のみで停車する電動パーキングブレーキを採用するなどして快適性も高めた。

内装では上級グレードでインストルメントパネルを水平基調で見切りの良いデザインに一新。上級仕様の派生車「エクスパンダー クロス」も同時に一部改良を実施した。

エクスパンダーは2017年の発売から21年10月末までにシリーズ合計で累計約37万2000台を販売した。11日にインドネシアで開かれる展示会「国際オートショー」で新型車を展示する。

日刊工業新聞2021年11月11日

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