デンソーが開発、新型コロナを検出できるバイオセンサーの実力

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デンソーは東海大学、豊橋技術科学大学、中部大学と共同で新型コロナウイルスを検出できるバイオセンサーを開発した。特定の物質に結合する分子と半導体センサー(写真)により、感染を引き起こす原因となるウイルス表面のたんぱく質を検出する仕組みで、PCRや抗原検査に比べて高精度かつ簡便に検査できるという。今後、連携先などを広げて早期の実用化を目指す。

人の細胞表面の受容体と結合することで感染を起こす、ウイルス表面の「スパイクたんぱく質」を、特定の物質に結合する性質を持つように人工合成した核酸分子「アプタマー」と半導体センサーで検出する。ウイルス量を定量的に測定できるほか、ウイルスの感染力も判断できる。

アプタマーの設計を変えれば、未知のウイルス検出にも応用可能だ。今後はさらなる精度向上や、実際の検査現場などでの検出手順の確立などを進めていく。

日刊工業新聞2021年11月4日

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