ベールを脱いだ「ホンダジェット」新型機構想、その全容は?
ホンダは、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の新型機の開発構想を公表した。現行機よりも大型化し、最大航続距離を現行機比約1・8倍の約4862キロメートルに伸ばす。米大陸を無給油で横断できるようにすることを目指す。当面は需要動向の検証を進める。
航空機事業子会社の米ホンダエアクラフトカンパニー(ノースカロライナ州)が、ラスベガスのビジネス航空機ショーで構想を発表した。新型機の名称は「ホンダジェット2600」(飛行イメージ)。主翼上面のエンジン配置など独自技術を取り入れるとともに、燃費向上を目指す。最大11人の乗員・乗客が搭乗でき、長距離飛行に適したキャビン空間を備えるという。
日刊工業新聞2021年10月14日