富士通が体操を採点するAIで健康増進

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「AI体操採点システム」の測定画面でポーズのガイダンス(左)と、ユーザーのポーズ別測定結果を表示

富士通は、体操の国際試合にも使われている、人の動きをマーカーを使わずに分析する「AI体操採点システム」の技術を基に、健康増進ソリューションの試作版を開発した。「2021世界体操・新体操選手権北九州大会」の期間中、福岡県内各地に開設する施設「Sante Gym」の来場者向けに、12日から31日まで実証を行う。

試作したソリューションは、ウェブカメラの前で指示された5種類のポーズをとったユーザーの画像データから、人工知能(AI)がユーザーの腰回りを中心に体幹の柔軟性や可動域を解析・評価。改善のためのエクササイズを個々に提案する。体験時間は5分程度。 

来場者の体験から、評価の納得感やユーザー体験などに関するフィードバックを得ることで、商用化に向けた検討や他の運動メソッドの適用など新たな健康増進メニュー拡充などにつなげる。

提示するポーズや評価モデル、改善エクササイズは早稲田大学スポーツ科学学術院金岡恒治教授の研究成果に基づいて行う。

中核となるAI体操採点システムは国際体操連盟(スイス)と共同開発し、2019年から体操の国際試合でも使われている。

日刊工業新聞2021年10月12日

キーワード
富士通 AI エクササイズ

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