国内初、三井住友カードが発行したCO2排出を減らす“クレカ”の仕組み

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物理カードを発行せずスマートフォンで決済する(イメージ)

三井住友カードは、物理カードがないクレジットカードの発行を始めた。同様のカードは国内初。スマートフォンで決済や番号確認をする。スマホと連携して番号を記載しないナンバーレスカードを2月から発行しており、カードレスに発展させる。物理カード発行による二酸化炭素(CO2)排出やコストをなくせる。提携カードでもカードレス発行を始め、普及を目指す。

ブランドはビザとマスターカード。店舗ではビザのタッチ決済などスマホ決済で利用する。番号や有効期限はスマホのアプリケーション(応用ソフト)で確認する。同様の仕組みのナンバーレスカードの発行実績は約68万枚。今後はナンバーレスカード発行全体のうち、5%はカードレスでの発行を目指す。

物理カード1枚の製造から廃棄までには、CO2約25グラムを排出しており、これをなくせる。製造から会員への配送までに1000円超かかるコストも削減できる。

提携カードでは、スマホ決済「LINEペイ」と連携したカードでのカードレス発行を4日始めた。全日本空輸(ANA)との提携カードでも発行を検討する。今後、他の提携先にもカードレス発行を提案する。

日刊工業新聞2021年10月11日

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