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ロボットの箱の組み立て作業をアプリで支援!カワダロボティクスが提供開始

ロボットの箱の組み立て作業をアプリで支援!カワダロボティクスが提供開始

箱に製品を詰める協働ロボット「ネクステージ」

カワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)は、人型協働ロボット「ネクステージ」の導入を支援するため、箱の組み立てや箱詰め作業に最適化したアプリケーション(適用例)「Cobako(コバコ)」の展開を始めた。ロボット本体に加えハンド、周辺装置、ティーチングデータをパッケージで提供する。

梱包作業が多い三品(食品、化粧品、医薬品)業界などへ向け訴求する。

同社はネクステージを適用例別にパッケージ化する「Nx―ソリューション」の提供を始めた。その第1弾が箱詰め作業に最適化した「コバコ」になる。箱の組み立てや箱詰めまでの一連の作業を効率化する。

対応可能な作業は箱の取り出しや底・ふたの組み立て、内容品の挿入、完成品の排出など。同パッケージの構成を流用することで、導入から立ち上げまでの期間を短縮できる。

想定する箱のサイズは幅40ミリ―65ミリメートル、奥行き40ミリ―65ミリメートル、高さ100ミリ―180ミリメートル程度。

ネクステージは双腕型の協働ロボット。両腕を生かすことで、箱の組み立て作業が可能になる。またカメラ機能により、箱の状態を簡易検査しながら作業を行うこともできる。

日刊工業新聞2021年10月7日

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