新鮮食料品をドイツの駅で無休販売。貨幣処理機メーカーが開発したIoT自販機の仕組み

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グローリーは独ドイチェ・バーン(ベルリン、ドイツ鉄道)で、新鮮な食料品を駅で24時間無休で販売する実証実験を始めた。海外現地法人の英グローリーグローバルソリューションズがドイツ鉄道と共同で、IoT(モノのインターネット)対応の自動販売機で購入できるソリューション「ツグフォーゲル=写真」を開発。まずミュンヘンの2駅に設置した。

ツグフォーゲルは直接購入だけでなく、スマートフォンから商品の選択をし、決済まで可能とした。商品を供給する生産者は、冷蔵ユニット内の温度と食料品の販売期限をリモートで監視して鮮度を確保できる。在庫監視で需給を調整できるため、フードロスの低減にもつながる。グローリーグローバルソリューションズは監視や注文ができるクラウドを使ったアプリケーション(応用ソフト)の開発を手がけた。

現在1社がツグフォーゲルを使って食料品の販売を始めた。販売状況も確認しながら、今後もドイツ鉄道各駅への設置を目指す。

日刊工業新聞2021年9月27日

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