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「がん」を抑えてトップになった最もなりたくない病気

太陽生命保険がまとめた認知症予防に関する意識調査によると、最もなりたくない病気はがんの28・7%を抑え、認知症が42・6%でトップとなった。男女ともに20代はがんと認知症の割合が拮抗(きっこう)したが、年齢が上がるにつれて認知症と答える割合が上昇した。

認知症で関心がある項目は「認知症の予防に効果的な方法」が61・6%で1位だった。ただ予防対策をしている割合は16%にとどまった。実際に取り組んでいる内容は、読み書きや計算で意識的に頭を使うことや、バランスの良い食事、適度な運動が上位に並んだ。軽度認知障害(MCI)発症リスクを簡単な血液検査で判定できるMCIスクリーニング検査は73・4%が受けたい意向を示した。

調査は7月9―10日にインターネットで実施。2472人から回答を得た。

日刊工業新聞2021年9月17日

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