プラズマ乳酸菌が菓子メーカーから大人気、キリンが生産倍増

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キリンホールディングスはプラズマ乳酸菌の外販を拡大する

キリンホールディングス(HD)は、独自素材「プラズマ乳酸菌」の製造設備を2023年に増強し、年間生産能力を現在の約2倍に引き上げる。小岩井乳業東京工場(埼玉県狭山市)内に置くプラズマ乳酸菌の生産拠点「iMUSE(イミューズ)ヘルスサイエンスファクトリー」に約9億円を投じ、製造設備を増強。新設備の稼働後、年間生産能力は約28トンとなる。

キリンHDはプラズマ乳酸菌の外販を拡大しており、9月以降、オリヒロ(高崎市)やカンロ、森永製菓などが、菓子類の新商品を相次いで発売。プラズマ乳酸菌を配合し、免疫機能のケアを訴求した機能性表示食品は22商品に拡大する。新たにタレントのタモリさんをプロモーションに起用し、プラズマ乳酸菌の効果をアピール。キリンHDは21年のプラズマ乳酸菌の売り上げ目標を当初の110億円から135億円に引き上げる。

磯崎功典社長は「今後、新型コロナウイルスなどへの効果が科学的根拠をもって証明できれば、事業がさらに広がる余地がある」と述べ、ヘルスサイエンス事業の収益拡大に自信をみせた。キリンHDはプラズマ乳酸菌の売上高を27年に21年見込み比約3倍となる500億円に拡大する。

日刊工業新聞2021年9月10日

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