スバルがSUV最上位モデルを7年ぶりに全面改良。搭載した同社初の機能とは?
SUBARU(スバル)は2日、スポーツ多目的車(SUV)「レガシィ アウトバック」を7年ぶりに全面改良し、先行予約受け付けを始めたと発表した。同社初の機能として、衝突を検知するとブレーキを制御して多重事故などの回避を図る「ポストコリジョンブレーキコントロール」を搭載するなどして、安全機能を大幅に拡充した。価格や販売目標などの詳細は10月に発表予定。
先進運転支援システム(ADAS)「アイサイトX」を全仕様に標準装備するほか、緊急時にコールセンターとつながるコネクテッドサービスなども採用した。1800cc水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載する。
サイズは全長4870ミリ×全高1675ミリ×全幅1875ミリメートルと、前モデルより大型化した。
レガシィ アウトバックは同社のSUVの最上位モデル。新モデルで7代目となる。2020年の国内販売は2500台だった。
日刊工業新聞2021年9月3日