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レクサスの新型「ES」。進化のポイントは?

トヨタ自動車は高級車ブランド「レクサス」のセダン「ES=写真」を一部改良し、発売した。部品の構造やシステムを変更し乗り心地などを向上させた。カメラで撮影したサイドミラーの映像を車内画面に表示する電子ミラー「デジタルアウターミラー」も性能を高めた。価格は599万(消費税込み)―715万円(同)。

新型ESはリアサスペンションメンバーブレースの構造を変更し、ねじりや曲げに対する剛性を高めて乗り心地や操縦安定性を高めた。電子制御ブレーキシステムでは操作性能を高める工夫を施した。

デジタルアウターミラーは夜間走行時に後続車からライトで照らされるなど明暗が混在する環境での視認性を改善した。画面上での発光ダイオード(LED)ライトのちらつきによる煩わしさも低減した。外観はヘッドライトやフロントグリルのデザインを変更するなどより洗練されたデザインに仕上げた。

日刊工業新聞2021年9月1日

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