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トヨタの新型レクサス「NX」。PHVモデルの何がスゴイの?

トヨタの新型レクサス「NX」。PHVモデルの何がスゴイの?

トヨタ自動車が発表した新型「レクサスNX」のプロトタイプ

トヨタ自動車は、高級車ブランド「レクサス」のスポーツ多目的車(SUV)「NX」の新型車のラインアップにプラグインハイブリッド車(PHV)を加えた。レクサスとしてPHVの設定は初めて。新型NXは欧米や中国など世界約90カ国・地域で順次投入し、日本では今秋頃の発売を予定する。レクサスでは2025年までに10以上の電動車を追加する計画。PHVの投入で電動化戦略を加速する。

PHVモデルには排気量2500ccの直列4気筒エンジンを使ったシステムを搭載した。リチウムイオン電池の容量は18・1キロワット時で、電気自動車(EV)モードで80キロメートルの航続距離を目指す。

新型NXはPHVのほか、ハイブリッド車(HV)、ガソリンエンジン車2モデルを設定。ガソリンエンジンでは新開発の排気量2400cc直4ターボエンジンを初採用した。駆動力制御や軽量化などを追求し、走行性能を引き上げた。販売目標はグローバルで月1万4750台。

このほか、スマートフォンによる遠隔駐車機能や、無線通信で先進安全システムを更新できる機能もレクサスとして初めて採用した。

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