スポーツの新たな楽しみ方をテクノロジーで創出、スポーツ庁が一手

  • 0
  • 4
バーチャルスポーツのイメージ(meleapのテクノスポーツ「HADO」=同社提供)

スポーツ庁は2022年度に「スポーツ×テクノロジー活用推進事業」を始める。デジタルを駆使したバーチャルスポーツやリモート観戦などの新しい観戦体験を作る取り組みを支援する。東京五輪・パラリンピックで高まったスポーツの機運を生かして、新たなスポーツの楽しみ方を創出する。22年度予算の概算要求に新規事業として2億円を盛り込む。

スポーツ分野のデジタル変革(DX)を推進する新規事業として立ち上げる。拡張現実(AR)を使ったバーチャルスポーツなどの事例を収集し、デジタルを活用してスポーツの楽しみ方をどのように広げられるか可能性を探る。

コロナ禍の収束後を見据えた新しい観戦体験の開発も支援する。例えば遠く離れたスタジアムに行けなくても、地元の飲食店や施設などで試合会場にいるかのように観戦できれば、傷病者や障がい者も含めより多くの人がスポーツの興奮や感動を体験できる。地理的制約や社会課題を解決する観戦体験を見据える。

併せてプロスポーツのデータ活用のルール作成を検討する。野球などの投球データや試合映像などは選手の能力や妙技の可視化、ゲーム活用などに有用となる一方で、肖像権などの取り扱いが難しい。そこでデータマネジメントやルールを検討し、スポーツデータを基に民間投資を呼び込む事例を作る。1件当たり2000万―4000万円の予算で、7件のプロジェクトを進める。22―25年度で8件の先進事例を創出する。

日刊工業新聞2021年8月27日

関連する記事はこちら

特集

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用しています。オプトアウトを含むクッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる