マツダとミズノが共同開発した「ドライビングシューズ」。その性能は?
マツダとミズノは、ドライビングシューズを共同開発した。同日からクラウドファンディング(CF)サイト「マクアケ」で予約受注を始めた。コンセプト段階から車と靴のデザイナーが協業し商品化。足首周りに伸縮性の高いストレッチ素材を採用。同素材の戻る力で、ペダル操作時につま先を引き上げる動作をサポートしアクセルとブレーキを踏みかえやすくしている。
共同開発した「マツダ/ミズノ ドライビングシューズ」の消費税込みの価格は3万9600円。日常生活でも使用でき、サイズは24・5センチ―28センチメートル。質量は約270グラム(サイズ27センチメートル片方)。商品はミズノが国内で生産し、予約者への到着は2022年3月末の予定。
今後はレース用や運送業などの運転従事者向けの靴の開発も検討する。両社は「人間中心のモノづくり」との共通の開発思想を持っており、15年からエンジニア間でさまざまな技術交流を続けている。
日刊工業新聞2021年7月12日