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ものづくりの町「東京・大田区」が医療系の研修や会議を誘致する狙い

ものづくりの町「東京・大田区」が医療系の研修や会議を誘致する狙い

イービーエム公式サイトより

東京都大田区は、同区にある産業振興拠点「羽田イノベーションシティ」に医療系の研修や会議を誘致するプロジェクトを始動する。区内の医療系企業の技術など同拠点のポテンシャルを生かし、9月下旬から研修などの受け入れを開始する。併せて地域産業への経済波及効果創出を目指す。

同拠点には医療教育用シミュレーターを開発するイービーエム(東京都大田区)が医療の実技トレーニングを行う施設を開設予定。そのほか医療系の企業や大学が進出する計画だ。拠点内の会議室やホールも活用し、医師や臨床工学技士、看護師などの学会や団体を呼び込む。

研修や会議の開催を通じ、地域産業の活性化にもつなげる。羽田空港周辺だけでなく、新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けている区内の飲食店やホテル、観光での消費を促す。

日刊工業新聞2021年7月5日

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