ヤマハ発が新しいモビリティー製品・技術でコンセプトブランド立ち上げ
ヤマハ発動機は、自動車向け製品・技術のコンセプトブランド「αlive(アライヴ)」を立ち上げた。電動モーターユニットや車体制振ダンパー、ショックアブソーバーなど自動車メーカーへの供給を目指す製品・技術で構成する。7月30日までオンライン開催中の展示会「人とくるまのテクノロジー展2021」に、新開発のサウンドデバイス「αlive AD(アコースティックデザイン)=写真」などを出展する。
自動車用エンジンの開発や生産技術の実績に加え、2輪車やボートなどのノウハウを活用し、新たなモビリティーの実現に寄与する製品や技術をブランド化した。
新サウンドデバイスは、音響LSI内蔵のコントロールユニットと専用スピーカーでパワートレーンの原音と独自音源をチューニングし、趣があるエモーショナルな走行体験と車内空間を演出する。
日刊工業新聞2021年5月28日