ホンダが4月23日に国内発売した小型スポーツ多目的車(SUV)「ヴェゼル」の累計受注台数が、発売から約1カ月後の今月24日時点で3万2000台を超えた。月間販売計画である5000台の6倍以上で、好調な滑り出しとなった。一方で、受注増や半導体不足の影響で納期の遅延が発生している。同社広報担当者は「できるだけ早めに納車できるようにしたい」としている。
受注比率は2モーター式のハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」搭載のハイブリッド車(HV)が93%、ガソリン車が7%。電動化戦略を推進する中で、ほぼ想定通りという。