製造業と非製造業の「業績二極化」が鮮明、今後はどうなる?

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SMBC日興証券の調査によると20日までに開示した東証1部上場企業1458社(ソフトバンクグループ除く、開示率99・5%)の2021年3月期決算の当期利益は前期比0・7%減。製造業は同35・6%増となる一方、非製造業は同36・3%減となり業績の二極化が鮮明になった。

製造業では半導体や自動車などの業種が業績をけん引。非製造業ではコロナ禍の影響が直撃した陸運・空運に加え、小売りの業績悪化が目立った。家電量販店は好調だったが百貨店は緊急事態宣言で人流が抑えられた影響を受けた。

22年3月期は当期利益で同26・6%増を見込む。製造業は同22・8%増、非製造業は同49・6%増を見込む。SMBC日興証券株式調査部の安田光株式ストラテジストは「非製造業では落ち込んだ分が反動増となり、そこからの回復が明確に見えてくる」と見通す。

日刊工業新聞2021年5月24日

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