TDK が米国で160億円の新ファンド。狙いはロボット・材料・環境

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TDKは米国でスタートアップを支援する新たなファンドを組成した。ファンドの規模は1億5000万ドル(約160億円)。環境技術や先端材料、ロボット、ヘルスケアなどに関する企業を対象に、今後3年間で50社に出資する計画だ。先進的な技術・サービスを持つスタートアップへの出資を増やしてイノベーションを促し、新たな利益の源泉とする。

TDKの米国子会社で、ベンチャーキャピタル(VC)のTDKベンチャーズ(カリフォルニア州サンノゼ)のファンドの規模を拡大する。

TDKは出資を通じて新技術に関する知見が取り込みやすくなる一方、スタートアップはTDKの顧客基盤や販売チャネルなどの活用を通じて、成長を図れる利点がある。

TDKは19年、5000万ドル(約54億円)のファンドを立ち上げた。

これまでに3Dプリンターや、燃料電池、拡張現実(AR)などのスタートアップ16社に出資しており、4月には人工知能(AI)チップを開発するスタートアップへの出資を決めた。


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日刊工業新聞2021年5月24日

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