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東京エレクトロンが110億円投じ山梨に開発施設を作るワケ

東京エレクトロンが110億円投じ山梨に開発施設を作るワケ

新棟完成予想図(同社発表資料から)

東京エレクトロンは25日、製造子会社の東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ穂坂事業所(山梨県韮崎市)に開発棟を建設すると発表した。建設費用は約110億円。半導体市場の需要拡大に対応し、開発体制を強化する。9月に着工、2023年春の完成を予定している。

新開発棟は、地上4階、地下1階建て。延べ床面積約2万2000平方メートル。成膜装置、ガスケミカルエッチング装置といった半導体製造装置のほか、半導体回路の微細化に重要な「パターニング技術」などの開発も行う。

第5世代通信(5G)の普及や人工知能(AI)、IoT(モノのインターネット)の進展などに伴い、半導体市場は拡大が見込まれている。

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