トヨタ「ミライ」のタンク向けに採用された樹脂、水素漏れを防ぐ優れもの

宇部興産のナイロン6、次はステーションの採用目指す

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新型FCV「MIRAI」

宇部興産は、トヨタ自動車と共同開発した燃料電池自動車(FCV)用の高圧水素タンクライナー向けナイロン6樹脂「UBE ナイロン1218IU」が、新型FCV「MIRAI(ミライ)」に採用された。先代モデルからの継続採用となる。同樹脂は水素が外部に漏れ出すことを防ぐ樹脂ライナー材料として厳しい条件をクリアした。今後、水素ステーション設備などへの利用範囲の拡大を目指す。

1218IUは、高い水素透過防止性能を持つ。水素ガスの充てんや放出によるタンク温度の急激な変化に対する耐久性や、低温環境における耐衝撃性にも優れる。

同社のナイロン6樹脂のグローバル生産能力は19万8000トンで、世界有数の規模を持つ。高度化する市場ニーズに対し、顧客との共同開発にも注力している。

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