丸紅が「フェムテック」参入、女性だけのチームで未踏領域のビジネス創出

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昨年12月には社内でオンラインイベントを実施〈丸紅提供)

丸紅は女性のヘルスケアを支援する「フェムテック」ビジネスへの参入を目指し、女性だけのプロジェクトチームをバーチャルで始動した。女性だけのチームは同社では初。同分野を、市場が十分に成熟していないホワイトスペース(未踏領域)と位置付け、ビジネスの創出を目指す。

フェムテックは、女性のFemaleとテクノロジーを掛け合わせた造語。生理や妊娠・出産、更年期、女性特有の疾病などヘルスケア領域のサービス開発が進んでいる。

プロジェクトチームには所属やキャリア、世代が異なる女性10人程度がメンバーとなり、アイデアや情報共有、所属部署との連携などを進める。第1回社内イベントをオンラインで実施済みで、男女合わせて約200人が自主参加した。

丸紅は、就業時間の15%を目安に、担当分野での新たな取り組みや担当業務にかかわらず、価値向上につながる事業創出に取り組む時間に充てられる「15%ルール」を導入している。今回のプロジェクトチームも同ルールを活用した。

同社は2018年度から次世代ビジネス創出へ全社挙げて取り組むビジネスプランコンテストを実施。19年度には毎月の生理に合わせて生理用品の宅配を受けられるサービスが事業化挑戦権を獲得。すでにテストマーケティングも実施し、こうしたビジネスの事業化検討も進めている。

丸紅は新卒採用で女性総合職比率を現状20―30%を、3年以内に40―50%程度へ引き上げる考えを示している。多様な人材が活躍できる組織づくりも進めながら、新領域での事業展開を目指す。

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フェムテック

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