新社長が8年ぶりに700人下回る…コロナ禍で遅れる企業の世代交代

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日刊工業新聞社がまとめた2020年下期(7―12月掲載・発表分)の新社長によると、上場・非上場企業の新社長の合計は前年同期比12人増の194人だった。20年上期は上場を中心にトップ交代が激減。コロナ禍を背景に業績が低迷し、多くの企業が交代を見送ったとみられる。下期は増加に転じたが、上期と合わせた年間は前年比108人減の666人に縮小。12年以来8年ぶりに700人を割った。世代交代の遅れが懸念される。

20年下期の新社長は、上場企業が前年同期比6人増の70人だった。当初掲載・発表時点の平均年齢は56・9歳。同1・1歳上がった。年間合計は前年比110人減の292人。直近10年間で最も少なかったようだ。

コロナ禍により経営のかじ取りが難しくなっている。円滑な世代交代は従来以上に、経営の大きな課題と言えそうだ。

非上場の下期は前年同期比6人増の124人。平均年齢は同0・5歳若返り53・6歳だった。年間合計は前年比2人増の374人だった。

日刊工業新聞2021年2月10日

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